交響楽の珈琲 |
ご覧いただきましてありがとうございます。 珈琲はワインやお酒と違い、抽出という楽しい一手間が必要になります。ペーパードリップ、コーヒーメーカー等で淹れるにしても、おいしく味わう第一条件は豆そのものです。安くておいしいものはどの世界にもありません。 ご家庭では手を抜かないことが大事です。例えばお湯は必ず沸騰させるとか、保存しておくガラス瓶は豆の油で汚れますから豆を入れ替えるたびに洗ってください。缶をお使いの方は油を必ずふき取ってください。等、何も難しいことではありません。 |
家庭でおいしい珈琲を楽しむには豆選びが第一です。 淹れ方やコーヒーメーカーや水では味の創造ができません。味の創造は焙煎豆に詰まっています。原料の生豆(なままめ)と焙煎で味の8割が決まっているからです。では、巷でよく聞くスペシャルティー珈琲がいいのかと問われれば、必ずしもそうではなく、創り手がその内容にふさわしい豆を選択できるかだと思います。私たちは最高の豆をお客様にお渡しすることで何方でも苦労することなく、少し淹れ方が良くなくても、おいしい珈琲がお楽しみいただけると思っています。 今まで飲んできた珈琲の味を少しだけ忘れて頭を白紙に戻し、ブラジルとは、キリマンジャロとは、マンデリンとは、こういう味だったのかと楽しんでいただきたいです。 良質の生豆を用いて直火式で焙煎し、四季に合わせた手創り珈琲です。当店の珈琲は香ばしく、風味豊かで味が澄んでいます。立ちのぼる馥郁とした香り、お湯を注いだ時の泡のふくらみが最後まで続いていること、冷めて味が悪くなることも珈琲液が濁ることもありません。質の高さを充分にお確かめください。 |
最も優れた珈琲だけです。 「お勧め品は」と問われることがありますが、お勧め出来ないものは扱っていません。お客様の好みをお尋ねして対応しています。世界中から数え切れないほどの珈琲が輸入されていますが、優れた豆は意外と少ないのが現状なのです。当店は商社ワタル(株)から仕入れ、厳選した最も優れた豆だけです。 |
珈琲は料理と同じです。 私たちの食生活を少し考えてみてください。一年中同じ物は食べていないはずです。珈琲も料理と同じく季節により欲しいものが変わるように、夏は少し苦味を利かせサッパリと、冬はコクを深め、四季に合わせています。 そして、私たち日本人の味覚にはドリップで淹れた、まろやかで透明感のある澄んだ味が最も適していると思います。 |
煎りたての豆をバルブパック袋でお送りします。 珈琲は煎った直後から二酸化炭素ガスを発生します。粉にお湯を注ぐと出る泡が二酸化炭素ガスなのですが、このガスがおいしさを妨げます。真空パックで袋が膨らむのはこのためです。当店では煎りたての豆から発生す二酸化炭素ガスを袋外に出し、外気を遮断する特殊バルブ付の袋(バルブパック袋)でお届けいたします。 |
交響楽の心臓部 赤外線付直火式焙煎機(富士珈琲機械製作所製) |
客席で提供する珈琲は全てネルドリップです |
JR寺尾駅からの徒歩ルートは下記グーグルマップに詳しく掲載してあります。 大きな地図で見る
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店主 湯川克範 profile |
1984年開業 珈琲だけの店 交響楽 〒950-2054 新潟市西区寺尾東1-10-18 TEL/FAX 025-268-4334 E-mail.cafekkg@basil.ocn.ne.jp |
お勧めの書籍
コーヒーの鬼がゆく 嶋中労著(中公文庫) |
コーヒーに憑かれた男たち 嶋中労著(中公文庫) |
SHIMEGI MOCCA 1994〜2008 サンハラールモカ(シメギモカ)とは 東京・吉祥寺の珈琲店「もか」の故標交紀氏の個人名と店名を麻袋に印刷し輸入。 世界最古のコーヒー農園エチオピア・ジェルジェルツーエリアで僅かに収穫された希少価値の豆。 2002年山形県鶴岡市で天皇皇后両陛下に献上されました。 「もか」さんに初めて運び込まれた94年8月1日(月)偶然にも同席。 最後の輸入は2008年。 |