Q:真空パックを見かけなくなりましたが、なぜですか?



A:真空パックは袋内の空気を抜き外気を遮断し、豆の鮮度を長期維持しようとするものでしたが、 自家焙煎の珈琲豆は鮮度がよいため二酸化炭素ガス(炭酸ガス)を発生してしまいます。ガスの原因は生豆中のタンニンと 言われ、 焙煎するとガスとして発生するらしいのですが、新鮮な豆を真空パックにしても3日もしたら袋がガスで膨らんできて、 意味が無く 、そのままの状態にしておけば味も悪くなります。

そのような経験から現在は左図のような「バルブパック」という袋が現在最も優れています。豆から発生するガスは袋外に、 外気は遮断できますし、袋が膨らみ破損ということもありません。

当店も以前高い機械を買って真空パックしていた時期がありましたが、現在はギフトと発送用にバルブパックを使っています。
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